<常務理事講演>ピラミッドパワーの科学的研究(2007 年 10 月~2026 年 3 月)
(Scientific Research on Pyramid Power: Studies from October 2007 to March 2026)
髙木 治, 河野 貴美子, 山本 幹男
国際総合研究機構(IRI),
科学平和文化財団(SPC-F)
(日本、千葉)
要旨:我々は 2007 年 10 月以来,ピラミッド型構造物(pyramidal structure: PS)の未知なるパワー(ピラミッドパワー)の存在を実証するため,厳密に科学的な実験を続けている.実験では,バイオセンサ(キュウリ切片)を PS 頂点と頂点から 8m 離れた較正基準点(コントロール)に 30分間置き,その後バイオセンサを密閉容器に移し,48 時間程度保管した後,容器内の揮発成分(ガス濃度)を測定した.
我々が行っているピラミッドパワーの実験は,主に次の 2 種類である.
I)「ピラミッドパワー実験(PP実験)」:PP 実験は,PS 自体が潜在的に持っている,いわゆるピラミッドパワーを検出する実験である.II)「瞑想実験」:瞑想実験は被験者が PS 内に入り瞑想(ヘミシング)を行う実験であるが,瞑想中との比較のため,瞑想前と瞑想後の時間帯でも,PS 頂点と較正基準点にバイオセンサを置いて実験を行っている.PP 実験によって実証した内容は,主に次の 5 点である.1) PS のピラミッドパワーの存在を明らかにした(1%有意で実証:夏期データ).
2) PS のピラミッドパワーが,PS 頂点に 2 段に重ねて置いたバイオセンサに対して,下段と上段で異なることを明らかにした(ピラミッド効果の大きさを示すサイ指数Ψが,下段のバイオセンサに対するサイ指数Ψは-3.01 でマイナスの値,上段に対するサイ指数Ψは 5.52 でプラスの値となり,下段と上段で有意差を得た.p=4.0×10-7).
3) PS の潜在力の詳細な解析の結果,バイオセンサ間の絡み合い(Bio-Entanglement)と考えられる現象があることを発見した.
4) PS 頂点のピラミッドパワーによるバイオセンサに対するピラミッド効果は,季節に依存せず一定であること.また,Bio-Entanglement によるピラミッド効果は,季節依存性を示すことを明らかにした.
5) PS 頂点のピラミッドパワーが,バイオセンサの特性であるガス濃度の概日リズムの位相に影響を与えることを明らかにした.
瞑想実験によって実証した内容は,主に次の 4 点である.
1)PS 内で被験者が瞑想中,及び瞑想後を比較した結果,バイオセンサ対するピラミッド効果が異なった(p=3.13×10-10).
2) PS 内で被験者が瞑想した影響は,約 20 日間程度残り,瞑想後 20 日以降は,ピラミッド効果が検出できなくなった.
3)PS の有無,瞑想の有無の組合せは 4 通りあり,それぞれ実験を行った.その結果,ピラミッド効果の発生要件が明らかになり,PS 内で被験者が瞑想した時にのみ,ピラミッド効果が有意に検出された.
4)瞑想前実験は,被験者が実験室から 6km 以上離れた自宅に居る時に行った.瞑想前日の実験と,瞑想の数時間前の実験を比較した結果,瞑想前日のピラミッド効果は誤差の範囲でゼロとなったが,瞑想数時間前のピラミッド効果は有意な値となった.
本発表では,これまでの実験結果の全体を説明するとともに,最近の実験データを追加した解析結果とを比較し,検討する予定である.ピラミッドパワーに関する研究は,未だアカデミズムの世界では異端と見做されることが多い中,我々の実験結果は,この分野において世界初の研究成果である.今後この成果が一般に広く認められ,科学における新たな研究分野となり,幅広い応用の可能性が期待される.
キーワード:ピラミッド,潜在力,瞑想,ヘミシンク,バイオセンサ,キュウリ,ガス,サイ指数,Bio-
Entanglement


